クリーニングとメンテナンス

40年以上にわたるプレミアムな品質。

補聴器は毎日、耳に装着されて湿気や耳垢などにさらされています。これはいかなる精密機器においても好ましい条件とは言えません。 補聴器を良好な状態に保ち、最高の性能を発揮させるためには、メンテナンスと定期的なクリーニングが重要です。

 

補聴器の保護について
 

  • 日頃の丁寧なメンテナンスが補聴器の性能を高め、寿命を延ばすことにつながります。
  • 使用しないときは電池の蓋を開けておきます。
  • ヘアケア製品を使用する際は、必ず補聴器を外します。補聴器が目詰まりを起こし、正常に機能しなくなる恐れがあります。
  • 補聴器をお風呂やシャワーで使用したり、水に入れたりしないでください。
  • 補聴器が濡れても、オーブンや電子レンジで乾かさないでください。コントロールを調整しないでください。 

                o   従来の電池:速やかに電池の蓋を開けて電池を取り出し、補聴器を24時間自然乾燥させます。

                o   充電電池:補聴器の電源を切り、24時間自然乾燥させます。

  • 補聴器はヘアドライヤー、車のグローブボックスやダッシュボードなどの高温を避けてください。
  • 補聴器をケースに入れる際は、ワイヤーをねじったり圧迫したりしないようにしてください。
  • クリーンドライキットなどの除湿機を定期的に使用すれば、腐食予防になり、補聴器の寿命を延ばすことにつながります。除湿機を使用する前に電池は取り外します。
  • 補聴器を落としたり、硬いものにぶつけたりしないでください。
     

補聴器のクリーニング
 

補聴器の通常のクリーニング手順は、各モデルで違いはありませんが、ディープクリーニングの手順は、お持ちの補聴器のモデルによって異なります。  ユーザーガイドで、お持ちの補聴器のモデルとそのクリーニング手順を確認します。 

毎日の終わりに柔らかい布で補聴器を拭きます。付属のクリーニングブラシでマイクポートを定期的にクリーニングすることで補聴器の音質が維持されます。聴覚専門家からこの方法を習いましょう。

従来の電池式:就寝中補聴器を専用のケースに入れて電池の蓋を開けて自然乾燥させます。

充電式:就寝中は補聴器を充電器に入れておきます。

  • 耳垢は日常的に自然に付着します。補聴器の耳垢掃除は、重要な毎日のクリーニングとメンテナンスです。
  • 補聴器、イヤモールド、耳せんのクリーニングにアルコールを使用しないでください。
  • 耳垢を取り除くために尖った道具を使用しないでください。尖ったものが補聴器に刺さると補聴器に深刻なダメージを与えてしまう恐れがあります。

 

RIC補聴器の場合:

イヤモールドと耳せんのクリーニング

外側の耳せんは湿らせた布で毎日拭きます。

レシーバに水がかからないようにします。

レシーバ、耳せん、イヤモールドは水洗いしたり、水に入れたりしてはいけません。補聴器に水滴が入ると音の伝達が遮られたり、電気部品の故障の原因になります。

耳せんは使用するうちに硬くなったり、もろくなったり、変色していきます。3~6ヶ月ごとに聴覚専門家による交換が必要です。

モールドの汚れが落ちず、スピーカーのワックスガードに汚れが詰まっている場合、ワックスガードを交換する必要があります。聴覚専門家にご相談ください。


BTE補聴器:

イヤモールドとイヤピースのクリーニング

チューブは使用するうちに硬くなったり、もろくなったり、変色していきます。3~6ヶ月ごとに聴覚専門家による交換が必要です。

毎日の終わりに湿らせた布でイヤモールドとイヤフックの外側を拭きます。補聴器に水がかからないようにします。

イヤモールドが汚れで詰まってしまった場合、ワックスループやクリーナーなどで詰まりを取り除きます。

点耳薬をお使いの場合、水分がなくなってから補聴器を装着します。水分が残っているとイヤモールドやチューブが詰まる原因になります。

イヤモールドのクリーニングがさらに必要な場合:

  1. 片手で補聴器を持ち、チューブをイヤーフックからゆっくりと引き抜いてからプラスチックチューブを補聴器のフックから外します。
  2. イヤモールドとチューブだけを中性洗剤とぬるま湯で洗います。
  3. 冷たい水で洗い流して一晩乾かします。
  4. イヤモールドとチューブが完全に乾いていることを確認します。チューブをスライドさせて、補聴器のフックに付けます。チューブの水分やゴミを取り除くには、エアパッファーが有効です。お手入れやクリーニングの詳細については聴覚専門家にご相談ください。

スリムチューブと耳せんのクリーニング

スリムチューブと耳せんは使用するうちに硬くなったり、もろくなったり、変色していきます。3~6ヶ月ごとに聴覚専門家による交換が必要です。

毎日の終わりに湿らせた布で耳せんの外側を拭きます。補聴器に水がかからないようにします。

スリムチューブ内や周辺のゴミを見つけたら、付属のクリーニングピンで定期的にゴミを取り除きます。

  1. 片手にスリムチューブを持ち、もう片方の手に補聴器を持ちます。
  2. 補聴器をゆっくりと回してスリムチューブを外します。
  3. 湿らせた布でスリムチューブと耳せんの外側を拭きます。
  4. スリムチューブをやさしく引っ張って耳せんから外して、スリムチューブを拭きます。
  5. 同梱されている黒いクリーニングピンを使って、スリムチューブと補聴器の接続部分にクリーニングピンをゆっくり挿入し、チューブの中にピン全体が入るまで押し込みます。 

注:スリムチューブと耳せんは絶対に水洗いしたり、水に浸けたりしないでください。水滴がチューブに入ると音の伝達が遮られたり、補聴器の電気部品の故障の原因になります。

6. スリムチューブのクリーニングが終わったら、補聴器に取り付けて、ゆっくりと補聴器を回して再装着します。

7. 耳せんをチューブの先端のネジ山に軽く押し込むようにして、スリムチューブに再装着します。耳せんはスリムチューブの曲線にしっかりとはまり、それ以上は押し込めなくなります。


耳あな型補聴器:

補聴器のクリーニング

毎日の終わりに柔らかい布で補聴器を拭きます。付属のクリーニングブラシでマイクの部分を定期的にクリーニングすることで補聴器の音質が維持されます。聴覚専門家からこの方法を習いましょう。

就寝中、補聴器を専用のケースに入れて電池の蓋を開けて自然乾燥させます。

  • 耳垢は日常的に自然に付着します。補聴器の耳垢掃除は、重要な毎日のクリーニングとメンテナンスです。
  • 付属のブラシで毎日補聴器の耳垢を掃除します。
  • 補聴器のクリーニングにアルコールは使用しないでください。
  • 耳垢を取り除くために尖った道具を使用しないでください。尖ったものが補聴器に刺さると補聴器に深刻なダメージを与えてしまう恐れがあります。
  • 補聴器の耳垢除去の定期的な予約については、聴覚専門家にご相談ください。

※日本国内では、ハンザトーン補聴器 耳あなタイプは販売しておりません。

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